愛知へ長期帰省　その１

急遽愛知へ3週間ほど帰ってましたー。

ことの発端は3/11（金）の東日本大震災。
地震があった時刻、15時過ぎは金曜の平日だったので普通に仕事中。
会社は40階建てのマンションの6階に位置しており、マンションの免震ってマンション自体をしならせることで力を逃がす構造なんだなぁと改めてわかるくらいの揺れが来ました。
最初はカタカタ・・・と「あー地震だねー」って悠長に言ってたところだんだん強さがまし、気づけば鍵をかけてなかったベランダへ続く窓が本来人間でも結構力を入れないと開かない重さなのに勝手に全開になり、どこからかぎーしぎーしと何かが軋む音がし、立っているのもきついくらいの揺れに。
後に震度を見たら４だか５だかだったので、地上にいるより揺れを大きく感じたのでしょう。
それでも、壁全面を本棚に改造してあるのでいくつかの書類がばっさばっさと落ちたくらいで大した被害もでず、社内にいたもう一人の方と「すごいっすねー」と話していると今度は立て揺れの地震が・・・。
今度こそ立っていることができず思わず椅子に座ってツイッターで「またきたあああああああああああ。今度は立てゆれ！」とか「こんな中チャットしまくりｗ　座ってるのもきついんだけどｗｗｗ」とつぶやくあほがここに一人ｗ
ようやく揺れがおさまり、何となく部屋の外の共有廊下を見てみると・・・

かなりマンションがしなかったためか、壁紙が避けたり天井の端部分の天井の塗料（？）がぽろぽろ落ちてました（￣▽￣；
その後はちょこちょこ余震が来る中、電車復旧のめどが立ちそうにないので、早々に帰宅は諦め外へ食料の買出しへ。
ちなみにもう一人いた社員の方は「絶対意地でも帰ります！」と定時で帰っていきました・・・。
後から聞いたら時間はかかったものの無事家に着けたらしく、どんな方法で品川から30キロ以上ある家にたどり着いたのか謎のひとつだったりしますｗ

買出しの品々。
遠足気分のチョイスですね（￣▽￣；
18時過ぎの時点でコンビニのレンジ料理系とパン商品がソールドアウト。
会社近くのスーパーもサイゼもすき家も行列が。
お弁当屋さんはご飯が間に合わないらしい・・・。
道もいつもはこの時間あんまり人いないのに帰宅帰りらしい人たちがいっぱいで、中には会社から支給されたのかヘルメットをかぶってるサラリーマンも・・・。
その辺りから今回の地震が本気で冗談にならない規模のものというのが徐々にわかってきて、会社に戻ってからはラジオをつけつつ、電話やケータイメールは使えないものと割り切って、ツイッターやmixiで東北地方に住む友人たちの安否確認を急ぐ。
災害伝言板も始めて役立った。
そんな中余震も続き、クッションとか毛布とか昼寝用一式はあったもののなかなか寝られるはずもなく、スカイプやMSNメッセで友人と話ながら一晩過ごしたのでした。
ネットがつながってなかったらきっとものすごく心寂しかっただろうなぁ・・・。
ネットで友達たちと話していることで本当に救われました。
途中横になったものの地震速報のメールで何度も起され気づけば朝に。
友人と約束をしていたので、何とか動き出した電車で移動し遅延等でなかなか合流できなかったものの何とか会えて一日現実逃避をして過ごす。
家に帰ってただでさえ引越ししたばかりで片付けしてなくてごっちゃりだったのにTVとか壊れてたらどうしようと帰りたくなかったので助かったｗ
夕方、恐々家に帰ってみると調味料が少し落ちてたくらいでほとんど被害がなかったので一安心（＾＾；
前日ほとんど寝れてなかったので疲れもあったのか、その日と翌日は土日で仕事が休みだったのもあって余震の中ぼけーっと寝て過ごしたのでした。